リベルサス
（ダイエット内服薬）

概要
服用時の注意
料金

リベルサス（ダイエット内服薬）とは何か？

リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の一種で減量に有効とされる「セマグルチド」を主成分とする経口投与タイプのお薬です。服用することで血糖値の上昇を抑え、糖尿病薬として使用されています。一方で、胃腸の動きを調整し食欲を抑制する効果があるため、リベルサスの服用によって自然に食欲が抑えられ、空腹感を感じにくくなります。

副作用

【低血糖】

低血糖症状で脈が速くなったり、集中力が低下したり、場合によっては意識を失うこともあります。脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷や汗、顔が青白くなる、動悸、激しい震え、頭痛、めまい、吐き気、視覚異常などの症状が現れた場合はすみやかにブドウ糖または、ブドウ糖を含むものを摂取してください。

【胃腸の症状】

リベルサスには、胃腸の動きを抑制する事で消化をゆっくりにし、食欲を抑制する効果がありますが、吐き気やむかつき、下痢などの胃腸系症状が起こることがあります。その場合、お腹を圧迫させすぎないようにしてください。ベルトは緩め、コルセットなど腰に巻いているものは外してください。
また、就寝時のうつ伏せはお腹を圧迫するため避け、横向きでひざを曲げながら横になってください。また、食事に関しては消化に良いものを摂り、胃腸への負担を軽くするようにしてください。さらに、下痢は体内の水分が多く排出されるため、普段よりも多めに水を飲むようにしてください。

【その他】

稀に急性膵炎やアナフィラキシーショックなどを生じることがあります。万が一嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛、呼吸が苦しい等の症状が生じた際はすみやかに医療機関を受診してください。

服用時の注意

服用後少なくとも30分は飲食、他薬の服用は避けてください。食事をした場合、薬の効果が薄れます。
1日1回1錠の服用を厳守してください。決して１度に２回分を飲まないでください。
リベルサスは1日の最初の飲食の前に服用する必要があります。
水120cc(コップ半分）以下で服用してください。
多量の水、コーヒー、お茶、服薬ゼリーなどでの同時服用を控えてください。
なるべく1日の中で同じ時間帯で服用するのが望ましいです。(多少の変動は可)
錠剤は分割・粉砕及びかみ砕かず、そのままの状態で服用してください。
湿気と光の影響を受けやすいため、服用直前にPTPシートから取り出すようにしてください。

【投与を忘れたとき】
飲み忘れに気づいた場合には、その日は飲まずに次の日に１回分飲んでください。
【女性の方へ】
妊娠中、授乳中または２か月以内に妊娠する予定の方の使用はお控えください。服用中に妊娠が判明した場合は婦人科にご相談ください。

【注意事項 / 禁忌事項】

以下に当てはまる方は処方ができません。

膵炎などの膵臓疾患の既往、甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害（胃潰瘍、炎症性腸疾患など）のある方
本剤の成分に対してアレルギーの既往歴がある方
糖尿病薬、甲状腺機能低下症のお薬を服用中の方
大きな腹部手術、腸閉塞の既往がある方
うつ病をはじめとする精神疾患をお持ちの方
自動車の運転、高所作業をされる方
体脂肪率が男性15％未満、女性25％未満の方
BMIが20以下の方
18歳未満、70歳以上の方
低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方
・脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
・栄養不良状態、飢餓状態、食事摂取量の不足、不規則な食事摂取
・過度のアルコール摂取者
・妊娠中、授乳中または2か月以内に妊娠する予定の方

上記に関して申告がない場合、また、何らかの合併症が起きた場合には、当院では責任を負いかねます。

リベルサス料金

	リベルサス3mg	リベルサス7mg
1か月分	8,800円	20,900円
3か月分	25,500円（8,500円/月）	59,400円（19,800円/月）
6か月分	49,200円（8,200円/月）	112,200円（18,700円/月）