膣レーザー・モナリザタッチ

モナリザタッチとは

当院ではMONALISA TOUCH®（モナリザタッチ）を導入しています。
膣・外陰部にレーザーを照射することで「膣の老化」による女性特有の不快な症状を緩和するメソッドで、イタリア・フィレンツェに本社を置くDEKA社により提供されています。

このレーザー技術は、元々は顔のリフトアップやたるみ改善で使用されていましたが、近年、女性器（膣粘膜）に応用したエイジングケアとして注目を浴びています。

女性の体は加齢によりエストロゲンの分泌量が減少し、膣壁が薄く弾力がなくなり、
それによりさまざまな症状（下記に説明）が出てきます。

モナリザタッチはホルモン補充療法などと異なり、薬を利用せず5分程度のレーザー照射のみの治療であり、身体に負担をかけない自然な形での『不快感の解消』、『膣の若返り』を目指したい方にもおすすめの治療法です。

モナリザタッチの効果

モナリザタッチのメソッドでは、炭酸ガスレーザーを膣壁や外陰部に照射し刺激することで、膣粘膜の線維芽細胞を活性化して新たなコラーゲン生成を促します。
その結果、老化によって弾力がなくなって薄くペラペラになっている膣壁を「ふっくらとした厚み」と「ひだ」のある潤い豊かな膣へと生まれ変わらせます。

モナリザタッチをおすすめしたい方

膣から空気がもれるような感触がある
性交痛がつらい
頻尿・尿漏れがつらい
かゆみや乾燥感を感じる
臭いが気になる
萎縮性膣炎（老人性膣炎）
お風呂でお湯が入る（お湯漏れ）

女性ホルモンの減少とモナリザタッチの臨床効果

女性の身体は、35歳を境に女性ホルモン（エストロゲン）が急激に減少するため、膣の弾力やうるおいが失われやすくなり、膣内環境にも変化が起きてきます（いわゆるVVA=外陰膣委縮症）。
顔・お肌と同様に膣も老化してくるということです。結果として「灼熱感」「かゆみ」「性交疼痛」「ゆるみ」「尿もれ」といった不快な症状が現れて来るほか、パートナーとの関係を心配されてご相談いただくことが当院でも多くあり、決して珍しいことではありません。

エビデンスとしては、1回の治療で、膣の不快症状の平均改善率は約50％、複数回治療でさらに改善率が上昇したという臨床報告が出ています。

モナリザタッチの仕組み

実際の治療の流れ

施術30分前に外陰部に麻酔クリームを塗ります。膣内は痛みを感じないで麻酔はしません。膣内や外陰部に炭酸ガスフラクショナルレーザーを数分間照射します。
痛みや出血はほとんどありませんが、まれに軽い下腹部痛や不正出血を起こすことがあります。
施術後はそのままお帰りいただいて大丈夫です。 術後3日間は性交渉をお避けください。

治療を受ける上での注意点

1年以内に子宮頚がん検査をしてない方
→検査して異常なしを確認してから行います
診察にて性感染症が疑われる方
→検査して異常なしを確認できてから、または治療してから行います
施術後3日間は性交渉はお避けください
施術後3日間は温泉や銭湯はお避けください

施術料金

項目	料金
膣内+外陰部（尿道・外陰部・膣口）	3回セット価格　121,000円初回　55,000円 2回目以降　44,000円【アトレ大森オープンキャンペーン価格】 3回セット　103,400円
外陰部（尿道・外陰部・膣口）	1回　33,000円 3回セット　88,000円

よくあるご質問

モナリザタッチは1回で効果がでますか？

1回でも効果を感じていただける方もいらっしゃいますが、ご満足いただけるには1〜2ヶ月に3回の施術をおすすめしております。
その後は効果持続のために1年に1回程度の追加照射をおすすめしております。
施術中の痛みが怖いです。

外陰部には麻酔を塗ります。膣内へのレーザー照射中は多少の違和感を感じる程度です。
施術前後の注意点を教えてください。

施術当日から3日間の性交渉と大衆浴場への入浴はお避けください。
自宅での入浴は翌日から可能ですが、違和感が強い場合は翌々日からお入りください。
出産後に膣がゆるみ、そのまま伸びきった気がしますが効果がありますか？

尿道括約筋を引き締める効果と膣壁を引き締める効果があり、出産後の性交痛にも効果があります。
更年期以降女性ホルモンが低下して外陰部が乾燥してひりひりします。それにも効果がありますか？

女性ホルモンが低下すると膣や外陰部の粘液が委縮して、（委縮性膣炎）乾燥感や痛み・臭いを感じてきます。モナリザタッチを外陰部は膣内に照射することにより、女性ホルモン剤を使用せず膣・外陰部・尿道口の萎縮を改善し不快な症状を改善することができます。